麻雀

さて、前回に引き続き麻雀の流れを解説していきまっしょい
前回はゲーム前の下準備、場所決め→親決め→配牌と説明しましたが
今回は実際の麻雀のゲーム部分を解説していきます


   4.半荘開始 さて、こっからゲーム開始となるワケです。ちなみに実際に打つ場合以外の麻雀(例えばネット麻雀だとか)ですと基本的にはここから開始になると思います。場所決め親決め配牌は自動的に処理してくれるものが多いです。

前回の配牌部分で親は14枚、子は13枚、牌を最初に所持していると書きました。基本的に麻雀というゲームは手牌14枚で何かしらの役を作り上がるゲームです。そういう部分ではポーカーに非常に良く似ていると思います。


では解説していきましょう。まず親が手牌14枚のうちから不必要と思われる牌を一枚場に捨てます(その捨てる場所のことを河(ホー)といい、東南西北それぞれ別の河があります)
その次に南家が、配牌で取った続きのところにある牌を一枚取ってきます。これを牌をツモると言います。そして手牌13枚+ツモってきた1枚の内から不必要だと思われる牌を一枚自分の河に捨てます。次は西家がその動作をし、次に北、その次は東と繰り返していきます。
これが基本的な動作となります


この次は上がるための条件になるのですが、その前に牌の種類と呼び名を説明しないといけません。それぞれの組み合わせで役を作りあがるのですからそれがわからないとなんともできません。


   5.牌の種類 牌の種類は大別して数牌(シューパイorスウハイ)と字牌(ジハイ)があります。そして数牌は萬子(マンズ、ワンズ)、索子(ソウズ)、筒子(ピンズ)の三つに分けられ、字牌風牌(カゼハイ)と三元牌(サンゲンパイ)に分けられます。絵を描いて説明するとわかりやすいのでしょうが正直面倒なので文章で説明します


    まず数牌から
      ①.萬子 牌に漢数字の一から九と、萬と書いていたらそれが萬子です。普通の麻雀牌では萬の字は赤いと思います
      ②.索子 牌が緑色だったら索子と考えてもらっていいです。萬子と違い、緑色の棒と赤い棒の数で、その牌が何番の索子なのか決定します。例外的に索子の1は孔雀みたいな鳥が描かれていますので注意
      ③.筒子 紺色の丸と赤色の丸で構成され、丸の数で何番かが決まります。

    数牌はそれぞれ1から9が三種類、一つの牌が四枚、9×3×4で計108枚で構成されています。
ちなみに1をイー、2をリャン、3をサン、4をスー、5をウー、6をロー、7をチー、8をパー、9をキューと読み、萬子の場合はその後にワン、索子の場合はソウ、筒子の場合はピンとつけて読みます。例えば萬子の6でしたらローワンと読みます


    次は字牌です
      ①.風牌 字牌はわかりやすく、風牌は東、南、西、北と書かれている牌のことです
      ②.三元牌 三元牌は三種類ありまして、白(ハク)、發(ハツ)、中(チュン)の三種類で、白は真っ白い何も書かれていない牌、發と中はその漢字が書かれているのでわかりやすいです

字牌風牌4種類、三元牌3種類がそれぞれ四枚ずつ、4×4+3×4で計28枚で構成されます。


基本的な麻雀牌は数牌108枚足す字牌28枚で、合計136枚で構成されます。これで牌の説明を終わります


   6.上がるための条件 上がるためには形が大事です。例外もありますがアガリ形というのは4面子(メンツ)1雀頭(アタマ)で構成されます

      ①.面子 面子とは三枚一組で構成されます。面子となるための条件としては、数牌の場合はニ種類、字牌の場合は一種類あります
         Ⅰ.順子(ジュンツ) 順子とは同じ種類の数牌、つまり萬子なら萬子で123という連続形のことを指します。同様に234でも456でも789でも一つの面子として数えられます。注意すべき点としては、同じ種類でなければ駄目ということ。索子の13と萬子の2を持っていても面子にはなりません。気を付けてください
         Ⅱ.刻子(コーツ) 刻子とは同一牌三枚の組み合わせのことです。例えば風牌を東東東と持っていたら刻子の面子となります。実は刻子は二種類あって、暗刻子(アンコウツ、略称としてアンコ)と明刻子(ミンコウツ、略称ミンコ)というのがあるのですが、それは鳴き(後述)によって区別されますのでここでは省きます
      実は面子にはもう一種類ありまして、それは同一牌四枚で作る槓子(カンツ)というのですが、これを作るには特殊な動作が必要なのでここでは省かせてもらいます

      ②.雀頭 雀頭とは同一牌二枚で構成されます。例えば萬子を11、三元牌を中中と持っていると雀頭にすることができます

   以上が面子と雀頭の説明です。もう一度記述しますが、上がるためには面子が四つ、雀頭が一つ必要です。つまりツモって手牌14枚の構成の内、面子が四つで12枚、雀頭が一つで2枚、合わせてジャスト14枚となり、アガリ形となります。もっともこれだけで上がることができるかといえば否となります。更に上がるための条件があるのですが今日はここまで。次回はそこから説明していきます。




・・・こないだも思ったが誰が読むんだ?おまけに長いしすっげぇ読み辛いな・・・気にすんな!